聖書日課「日々の祝福」



【新改訳2017】     ルカ 12・13-21

 

「自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」(21節)

 

このことばは、主イエスが、群衆の一人から兄弟との遺産分配の問題で訴えを受けた時、ある金持ちの農夫のたとえの結びに語られたものです。

 

大変な豊作に恵まれた農夫は、もっと大きい倉を建ててそこにしまっておくことにします。そして、たましいに、何年分もの食物があるので、安心して楽しむように言おうとしました。しかしその時、イエスは、「神は言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。…』自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです」(20、21節)と言われたのです。

 

ここでは霊を物で満足させるという誤りとともに、それ以上に地上と永遠のいのちの贈与者なる神を抜きにした幸福感の落とし穴を指摘しています。真の幸いは、物にではなく神にあるのです。

 

~祈り~

 

主よ。持っている物のすべても、いのちも、主なる神からいただいたことを忘れず、まず、あなたの前に富む者にしてください。

 

【学びのために】

 

農夫にはいくつかの誤った認識があります。①物でたましいを満たそうとすること。②豊作や財がいつまでも続くという考え。③自分はまだ当分生きられると思い、いのちは神の御手にあることを認めていないこと。私たちに教えるために、主イエスが語られたたとえです。

 


小助川(こすけがわ) (つぎ)

著書:日々の祝福

 いのちのことば社 出版