聖書日課「日々の祝福」



【新改訳2017】     ルカ 1610-31

 

「さて、この貧しい人は死んで、御使いたちによってアラブハムのふところに連れて行かれた。金持ちも死んで葬られた。その金持ちは、ハデスで苦しみながら目を上げると、アラブハムが‥…見えた。しかも…‥ラザロが見えた。」(2223節)

 

これも主イエスが語られたお話です。ぜいたく三昧の生活をしていた金持ちと、その家の門前で寝ていたラザロという全身おできの貧乏人の死後の話です。

 

ラザロは、信仰の父アラブハムのふところ、すなわち天国に入っていましたが、金持ちは、ハデス(あえて言えば地獄)で苦しんでいることを描写しています。

 

つらいお話ですが、読んでください。「死」を含めての人間の真の幸、不幸について考えさせられます。この世の裕福は、死後の永遠の幸福を約束しないこと、この世の不幸は永遠の不幸を意味しないこと、死後、地獄から天国へ容易に移ることはできないことなどを教えられています。

 

死後の永遠を考えて、今の生き方を決めるように勧められているのです。

 

~祈り~

 

主よ。地上の幸、不幸は、そのまま延長線上にあるものではないことを知り、正しく生きることを選べるように、私たちを助けてください。

 

【学びのために】

 

ハデス:旧約の「よみ」(へブル語でシェオル)と同じように死者の世界のこと。ここでは、「地獄」と同じ意味で用いられると考えられます。

 


小助川(こすけがわ) (つぎ)

著書:日々の祝福

 いのちのことば社 出版