【新改訳2017】     使徒 101-48

 

「そして、彼に、『ペテロ。さあ、ほふって食べなさい』という声が聞こえた。しかしペテロは言った。『主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。』」(1314節)

 

 これは、ヨッパ(港町)で、ペテロが昼ごろの祈りの時に、皮なめしシモンの家の屋上で見た幻の記事の一部です。

 

 使徒9-11章には、サウロ(パウロ)の救いと選び、異邦人コルネリオの信仰と祈り、使徒ペテロの幻が連続して記されていますが、ここには、力強い神のお働きよる異邦人伝道の大きなうねりを見ます。主のみわざは着々と進められていたのです。

 

 ペテロが見た幻は、選民ユダヤ人(きよいもの)と異邦人(きよくないもの)との差別意識を打破し、変えるための神の啓示でした。「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない」という再度のお声は決定的なものでした。

 

 主イエス・キリストは、すべての人の主なのです。ハレルヤ。

 

~祈り~

 

主なる神さま。あなたは、ユダヤ人と同様に異邦人をも愛しておられることを明らかにしてくださいました。どうか、全世界のすべての人たちに、主の福音が届きますように。

 

【学びのために】

 

伝道の画期的な進展(異邦人への拡大)は、それまでの壁(ユダヤ主義)が破られなければなりませんでした。ただし、それは、社会や政治の革命運動によってではなく、神の啓示による福音によってなされたことに留意しましょう。

 

聖書日課「日々の祝福」



小助川(こすけがわ) (つぎ)

著書:日々の祝福

 いのちのことば社 出版