今日のレッスンは、ローマ書の中でも、実用的な教えが沢山含まれている箇所です。パウロはこの手紙の中で、クリスチャンはどのような歩みをするべきかを示しています。私たちが全てを神様にお捧げして、聖霊様に導いてもらうなら、私たちの古い人はなくなります。そうすると、御霊の実は成長し、周りに良い証を立てる事が出来るでしょう。

 

今日の箇所は「あなた方にお願いします」と言う言葉から始まっています。パウロは皆に、この真実の土台の上に人生を築き上げて、成長して欲しいと願っているようです。それは、この素晴らしい福音を無駄なものにしたくないからです。このクリスチャンの歩みをもっと喜び、輝いて歩んで行く事により、更なる祝福を得ることが出来るのです。

 

私たちの罪が赦されて神様の御前で義なる者とされたなら、聖霊様は私たちが聖めを求めるように導いて下さいます。まるで新生児がお乳を欲しがるように、罪赦されて新しい者とされたら、自然に聖い心を追い求めるようになるのです。神様と一緒に歩み始めたら、神様がどれだけ私たちに対して恵み深い方であられるか良く分かると思います。

 

だからこそ、(1節)「あなたがたの体を、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物として捧げなさい」と書いてあるように、全てを神様にお捧げしましょう。全てを神様にお捧げするとは、①私たちが出来る事を私たちの利益の為だけでなく、神様のご奉仕の為に使う ②私たちの持ち物も、欲を持って誰にも分け与えないのではなく、困っている人がいたら必要に応じて差し伸べてあげる ③自分の考えだけで行動するのではなく、神様に尋ねて導いてもらうなどなど、上げる事が出来ます。この「生きた供え物」とは、何時でも神様にお仕え出来ますと言う状態を指します。ユダヤ人は、旧約聖書の時代に、一番良い物で、シミも無い聖い動物達を神様に捧げていました。私たちも、心をシミもしわも無い状態(罪のない状態)に保ち、何時も神様と良い関係、「神に受け入れられる」状態に保つ必要があります。「それこそ、あなた方の霊的な礼拝です。

 

2節には「この世と調子をあわせてはいけません。」とあります。私たちはこの世のファッションを追い求める事に対して、気を付けなければなりません。それは、この世のファッションは、目に見える一時的な物で私たちの心を捕えようとしているからです。私たちクリスチャンは、もっと霊的祝福や、後の永遠の事に目を留めるべきです。「神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」とパウロは皆に勧めています。まるでさなぎが美しい蝶に変わるように、私たちも神様に受け入れられる者として変えられるべきなのです。

 

3節には「だれでも、思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。」とありますが、やはり、謙遜を維持することがクリスチャンとしてふさわしく、おごり高ぶる事は祝福の道ではありません。高慢になるより、「神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深い考え方をしなさい。」とパウロは勧めています。私たちは、神様の恵みがなかったら、まだ罪の中に溺れていたことを忘れてはいけないと思います。私たちは、神様の哀れみによって、キリストの体の一部にさせていただいたのです。

 

4節には「一つのからだには多くの器官があって、」とありますが、私たちにはそれぞれ神様から与えられた賜物があります。あの人より私はもっと出来ると高慢になる必要はなく、皆キリストの体にとって必要な存在だと言う事です。私たちクリスチャンが一致している事が、一番神様に喜ばれるのです。

 

6節には「賜物」とありますが、これは神様から頂いた私たちへのプレゼントです。この与えられた賜物を神様の為に使いましょう。7節と8節には色々な賜物が紹介されています(奉仕、教える、勧めをする、分け与える、指導する、慈善を行う)。何をするにも、喜んでしなさいとパウロは勧めています。

 

9節には「愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい。」とあります。私たちクリスチャンの他人への愛は、形だけであっては良くないようです。私たちが神様の愛に包まれる時、他人に対して心からの愛情を持って接する事が可能になるでしょう。私たちは良い事をするだけでなく、罪を憎みなさいとも教えられています。

 

11節には「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。」とあります。たとえ周りの人には私たちが何をしているのか分からなくても、怠けないで良いことに励みなさい、と言う事です。船のスクリューは水上からは見えないものですが、船が前進する為に必要不可欠なものです。神様と共に前進する為にも、12節にありますが、「望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。」たとえ誰も見ていなくても、神様は全てをご存知です。これからも良いことに励み、喜びをもって神様と共に歩んで行きましょう。

 

 

 

ゴールデンテキスト

 

Iペテロ2章5節

 

あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。」


BMC日曜学校テキスト〈大人のクラス〉より

 

翻訳  猪坂 知央